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神社特集

神棚はどこにでも設置していいという訳ではありません。なるべくお参りしやすい場所で、南または東に向けて設置するのが基本となっています。
また、なるべく天井に近い位置で、大人が見上げる感じの高さがよいとされています。
最も最適な場所は、人が多く集まるリビングの南または東側です。
地域にもよりますが、同じ部屋で神棚と仏壇が向かい合わせになるように設置してはいけないとされています。また、神棚の上に人がいては失礼とされ、2階建ての住まいで1階に神棚を設置する場合は、神棚の真上は人が頻繁に通らない場所になるよう、神棚の設置場所に配慮が必要です。やむを得ずそれがかなわない場合は、神棚部分の天井に「雲」または「天」と書いた紙を貼りましょう。これは、あたかもこの上には空しかありませんよという、あくまでも私たちからの神様への配慮の意味なのですが、この風習は昔からあったものではなく、日本に二階建ての住宅やマンションが建つようになった戦後の高度経済成長期に始まったとされています。天井に貼るときは、私たちから読める向きと反対向き(神様が読める向き)に貼りましょう。

神棚を設置して、まだ1度もお札を交換していない、なんてことはありませんか?
または、年末の忙しい時期に慌てて交換していませんか?
神棚のお札は、交換するに好ましい時期というものがあります。
お札は1年に1回、新しい年を迎える前までに交換するようにしましょう。なぜならば、歳神様は「大晦日から元旦にかけて家々にやってくる」からです。また、お札を交換していないと歳神様が宿らなくなり、不浄な気を払うことができないとされています。
各神社では毎年12月1日から新しいお札を出すことが慣例となっています。意外と知られていないのですが、「天照皇大神宮」などと記された神宮大麻のお札は、各神社で作っているのではなく、伊勢神宮より届けられているものです。このお札が全国に配られる時期が11月中なので、各神社では12月1日頃から新しいお札を出すことができます。
また、年末ぎりぎりにお札を交換されている方は注意です。特に29日は「九日飾り」と言われ「九」が「苦」に通じること、大晦日は「一夜飾り」と言われ「お迎えの準備が慌ただしく誠意に欠ける」とされていることなど、その日のお札交換は避けられています。ちなみに、30日は前述のようないわれはありませんが、日本の旧暦では12月30日が大晦日になるため、大晦日と同じと考えて避ける傾向があるようです。
お札を交換することは、歳神様を迎え入れるための準備ですから、準備は早いにこしたことはありません。気持ちよく新しい年を迎えるためにも、お札の交換は12月29日よりも前までに済ませておきましょう。

よく目にする神棚には、一社造と三社造があります。近年では、ご家庭では一社造、事務所などは三社造が多いようです。

三社造を選ばれる方は、それぞれの社にどのお札をお祀りするかはだいたいご存じの場合が多いです。中央が最上位、右が第二位、左が第三位となりますので、中央に「天照皇大神宮」などの神宮大麻、右に氏神様、左に崇敬神社などの神様のお札を奉安します。

一社造の場合、お札を1枚または複数枚を重ねた状態で奉安します。多ければ多いほうがよいというわけではありませんので、三社造同様、3枚のお札を重ねて奉安するのが一般的です。重ね順は三社造と同じく位にあわせ、神宮大麻(天照皇大神宮)が前、間に氏神様、後ろに崇敬神社などの神様のお札となります。

神棚を祀っているだけで、お供えものを取り替えていないなんてことはありませんか?

お供えものは「人が神に力の源を捧げることで、功徳をいただく」ためのものとされています。具体的には「米」「塩」「水」をお供えします。配列は、中央に「米」、右に「塩」、左に「水」です。地域によって「お酒」をお供えする場合があり、この場合のお酒は水と米の間にお供えします。

お供えものの交換のタイミングですが、最もよいとされるのは「日が昇る時間帯にお供えし、日が沈む時間帯に取り下げる」ことです。米は朝炊いたもので私たちのお椀によそる前のもの(または生米で我々がいただく釜に入れるより前のもの)、塩は朝の料理に使う前のその日最初に盛ったもの、水は私たちが口にする前のその日最初に蛇口から出たものと、要するに私たちがいただくよりも先に神様にいただいてもらうようにすることです。そして、夕方に取り下げたお供えものは、そのまま捨てずに美味しくいただいたり何かに利用したりします。これはあくまで最もよいとされるお供えかたであり、大事なのは神様を敬う気持ちですので、放置することなく、毎日といわずともなるべく短い頻度でお供えものを交換するようにしましょう。水だけでも毎日取り替えるようにしたいですね。

神様をお迎えするに、その神棚を粗末に扱ってしまえば、そもそも神様を敬う気持ちがあるといえるのでしょうか? 日々の無病息災に感謝するためにも毎日きちんとお参りし、歳神様に居心地のよい場所を提供し続けることが大事ですね。

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